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平成わらしべストーリー 岡山の二畳半ショップがITを取り入れ躍進

2018年03月20日

リユース市場のインフラを支え システム流通額5期連続成長
http://vectorcorp.co.jp/

リユース事業を展開している株式会社ベクトル(本社:岡山県岡山市、代表:村川 智博)は2017年度の自社システム流通額が5期連続成長を達成し、前期105%達成となる見込みを発表しました。
当社は国内最大級のブランド古着マーケットを構築し、ブランド数6,000以上、アイテム数70万点超を取り扱っています。自社のブランド古着通販ECサイトだけでなく、楽天市場やヤフオク!などの他社ECモールに出品している商品や全国86か所にある実店舗の在庫を一元管理するマルチチャネル出品システム「ベクトルプレミアムシステム(以下VPS)」を自社開発し、また2016年には商品の査定から買取成立までの手続き・出品作業までをワンストップで行う物流センター「ベクトルグローバルポート」を設立しました。自社サービスに加えて、VPSと物流センターを活用したアライアンスにより現在21社のリユースサービスのインフラを支えています。
フリマアプリの普及などもあり近年成長目覚ましい日本のリユース市場ですが、世界規模ではまだまだ低いリユース率にとどまっています。当社はITテクノロジーやインターネットを最大限に活用し、リユース・リサイクル活動が当たり前という新しい価値観の普及に向け事業を行っています。

■ 居酒屋の軒先二畳半のスペースから出発、自分のコレクションのみでわらしべスタート
当社のスタート地点はスニーカーマニアであった代表の村川が岡山市で19歳のときに居酒屋の軒先で始めた、二畳半の店舗でした。

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株式会社ベクトル 代表取締役社長 村川智博

岡山県岡山市出身。趣味であるスニーカー収集が高じてアパレル品の買取販売を中心としたリサイクル事業をスタートし、2003年に株式会社ベクトルを設立。その後全国的にFC店を展開し、現在86店舗に拡大中。リアル店舗だけでなくITテクノロジー・インターネットも活用したマルチチャネル販売や、インフラ提供によるアライアンス事業で業績を伸ばしている。

1990年代、日本中で社会現象を巻き起こしたのが有名バスケット選手の名を冠したスニーカーのブームです。当時、岡山市在住の一高校生だった当社代表・村川も夢中になりましたが、集めようにも資金がありません。村川は「売ります、買います」の個人投稿情報誌を活用してスニーカーの売買を行い、差益でさらにコレクションを集めました。

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岡山市内の居酒屋軒先で開業(1997年)

手元のスニーカーが2,000足を超えた19歳の頃、知り合いの好意で貸してもらえた居酒屋の軒先二畳半のスペースでリサイクルショップをスタート。看板も店名もなく、フリーマーケットのように手持ちのコレクションを売買し“わらしべ長者”のようにどんどん品数を増やしていきました。

■ 転機はインターネットオークションサイトへの参入、FC事業に本格参入
転機が訪れたのは1999年、ヤフオク!(旧:Yahoo!オークション 運営:ヤフー株式会社)のサービス開始でした。まだ黎明期とあってほとんどの店や企業がヤフオク!に参入していない中、ITを使ったリユース売買に大きな可能性を感じた村川は在庫リユース衣料を片っ端からヤフオク!に登録しました。まだ出品数も多くなかったヤフオク!のファッションカテゴリーの約半分は村川の商品で占められ、飛ぶように落札されました。
ヤフオク!での成功を起爆剤に事業は成長し、本格的にFC事業を始めたいという想いから2003年にベクトルを創業しました。

■ 在庫管理システムVPSにより BtoBビジネスモデルがスタートし飛躍
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物流センター『ベクトルグローバルポート』

リユース商品は1点ずつの買取となるため各店舗での買取・売却状況にいて即時把握が難しく、各社とも在庫管理が後手に回っていました。当社は2012年に在庫を一元管理するマルチチャネル出品システムVPSを開発しました。これにより全国86店舗のリサイクルショップ・自社ECショップ・モール内ECショップなど複数の販売先にリアルタイムで商品を卸すマルチチャネル販売可能になりました。また2016年に開設された物流センター『ベクトルグローバルポート』により他社サービスへのシステム連携・提供が可能となりました。それまでBtoC主体の経営を行ってきた当社にBtoBによる収益が加わったことで事業は飛躍的に拡大しました。提携先企業は一切の設備投資なくリユース市場に参入できるようになり、リユース市場の活況と共にアライアンス事業は拡大しています。

■ 今後も拡大するリユース市場と「ゴミバコのないセカイへ」の想い
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経済産業省が発表した報告書によると、現在のリユース市場規模は消費者の最終需要ベースだけでも1兆1,000億円を記録し拡大傾向にあります。特に衣料品は全体の約25%を占める2,753億円市場規模となります。(※1)
当社はもともと代表の“スニーカー愛”から端を発し、資源的にも価値のある衣料品を大切にしていきたいと考えています。2018年からはより一層国内のリユース・リサイクル活動が活発になるよう、当社の管理システムをアパレルショップや同業他社にも提供するアライアンス戦略に注力していく予定です。
「ゴミバコのないセカイへ」を経営理念として掲げ循環型社会を目指し、当社サービスの利用を通じリユース・リサイクル活動が当たり前という新しい価値観の普及に向け尽力します。
※1 出典元:環境省「データで見る消費者とリユース」※2 出典元:中小企業基盤整備機構

■ベクトルグローバルポートについて http://vectorcorp.co.jp/vgp
国内最大級のブランド古着通販サイト「ベクトルパーク」や、全国に86店舗を展開しているリサイクルショップ「ベクトル」などで取り扱っている商品の物流拠点です。オンライン宅配買取サイト「フクウロ」を通じて、毎日全国各地から商品が集まり、商品の査定から、買い取りの手続き、出品作業までをワンストップで行います。またITを活用し、お客様の購買データや、商品情報を管理することでECビジネスを飛躍的に効率化しています。

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【本件についてのお問い合わせ先】

ベクトルグループ 広報担当
TEL:03-6453-6936 FAX:03-6453-6937
メール:koho@vector-enter.jp